ブルーアワーにぶっとばす
CMディレクターの主人公
砂田は結婚してながらも
不倫をしており
必死に仕事をしながらも
毎日のトラブルに四苦八苦している
そんな砂田には
清浦という友達がいる
彼女は片言の日本語を使う
テンションの高い女の子
定職につかず、やりたい事をやろうとしてる
女の子
その子の単なる思いつきで
砂田の実家である茨城に
清浦の買ったばかりの中古車で帰省する
その帰省の中で
改めて感じる
実家の居心地の悪さと地元の閉塞感
しかし、清浦は反対に
実家の家族と上手く溶け込み
地元の人と馴染んでる
そんな真逆の2人の帰省期間で
時たまある演出
ブルーアワー
朝か夕方か分からない
曖昧な時間帯
砂田にとってこの時間帯は
無敵になれたと感じる時間
曖昧な時間帯で全力になれる時間
そんな感じで長くも短い帰省が終わり
東京に戻る車内で
運転席の清浦は助手席の砂田に言う
「砂田さんはダサいっすよ
けど、ダサいって最高じゃないっすか！」
ふと砂田が運転席に目をやると
そこには
泣きながら運転してる砂田がいた。
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清浦は砂田の作り出した偶像
清浦は砂田の希望だったのかと思う
取り繕って頑張って
ありのままの自分を抑え込んでた
ダサい自分を少し認めてあげれれば
現状が変わらなくても
曖昧な感情が吹き飛んだ
そんな誰にでもある
些細で深刻な悩みを面白くもリアルに
描いた映画は
現状
悩めまくる僕の気持ちを
少し掬い上げてくれた
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