オートモービルカウンシルの
ホンダのブースで僕の目は止まった
そしてこのカタログにジーンときた
「メンテナンスしてね!
綺麗にしてね!
可愛がってあげてね!
その為にこんな設計したよ!」
そんな開発者の願いが込められていた
カタログだった
このカタログをみて
僕がなんでこの車が好きなのか
理解できた気がした
そりゃ作った人が
こんなに熱い思いを託してるんだもん!
大切にしてもらえる車を
作ってるんだもん
今の世の中でこんな車作りは
売れない開発方法なのかもしれない
便利ですよー!
安全ですよー!
次の車検が来ても
新しい車買えばいいっすよ!
そんな道具を世間は欲しがってんだから
仕方がない
そりゃ大事にされる車を作るメリットはない
ただ、こんな状況をいつまで続けるんだろ?
日本だけ見ても人口は減少する一方
地球規模で見ても材料は減少する一方
そんな状況での打開策は
グローバルな需要を増やす事ではなく
新素材を開発する事でもない
余計な物を生み出すことを止めること
長く使いたくなる物を生み出すこと
道具としての車が欲しければ
シェアするべきだし
AI化を促進し、車が勝手に人を乗せて
目的地まで運ぶべきだ
そうすることで
大切にされない道具である車を
作る必要はない
ハンドルを握って
アクセルで前進する車は
趣味化されるべきだと思う
そのうち
えっ?今更、自分の車持ってんの?
わざわざ人が運転すんの?
なんて言葉が行き交う世界になって欲しい
走れるところも限定されるかもしれない
お金もかかるかもしれない
ただ、そうすることで
車が好きで買う人
と
車を道具として使う人
をもっと極端に差別化できる
前者が生きやすい世界にする為にも
まずは、車販売のCMをやめて
カーシェアのCMの増やすべきだし
良いデザインが世界に沢山存在することを
主張しなくてはいけない
ロングライフデザイン的考えを
いろんな物に根付かせなくてはいけない
反対意見で溢れるはずだ
ただ、そんな世界を作る為にも
僕ができることを全力でやらなくては
いけない
と
今年に入ってから湧き出た
この価値観に
拍車をかけてくれたイベントであった
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