取るに足らないもの・・・
問題として取り上げる価値もない。
ささいなこと。
最近、SNSで
フォローして
頂いたギャラリー1616さん
新世界に素敵な場所があるんだなと
見ていたら
ある日 イベントのお知らせが、、、
「とるにたらないもの展」
「わたしの人生は後にも先にも、愛おしいとるにたらないものたちで出来ている。日常の中で生まれるとるにたらない感情、時間、物、過去と未来そして現在。とるにたらないものこそわたしたちを幸福にするのだ。大切なそれらをコラージュアートを通して表現し今回の個展のテーマとしました。」
この素敵な文章を見て
素直に行きたいと思った
コーラージュアーティスト:
Kamitani Nancy Mana さんの個展
客観的な作品の紹介をすると
写真や絵の上に、
いろんな写真を切り貼りすることで
一枚の作品に仕上げていた
その手法がすごく不思議だった
僕が気に入った作品の一つ
「たくあんのような月の夜に起こる不可解な出来事について」
黒いキャンバスの上に
山とたくあんと箸の写真が配置されている
写真という現実と
その3つが現実ではありえない
縮尺と配置で一枚の絵に収まっている作品だ
この表現方法にすごく衝撃的を受けた
写真の与える現実感
と
写真のレイアウトの非現実感
現実と空想の間
僕はこの表現方法が大好き
写真という現実はあまりにも
ダイレクトに僕に伝わりすぎる
空想はあまりにも
うそっぽく感じる
「そのハザマが心地いい」
現実は見なくてはいけない
という焦燥
と
夢という名の
妄想
そんなハザマで
一瞬、一瞬を過ごしてしまう
僕だからこそ
何か惹きつけられるものがあったのだと思う
+それに加えて
Nancyさんの世界観
この作品を見ながら僕に話してくれた
「たくわんみたいに月が
見えると
happyなことが起きる」
そんな素敵なジンクスを絵にしていた
きっと彼女しか作れない世界観だと思う
まだ関西でも個展を開くそうなので
ぜひとも
足を運んでみたいものだ
僕にとって
取るに足らないもの
だけど
僕が愛おしいと感じるものってなんだろ
うん
PANDAだな
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