日曜朝9時
毎週、見ていた国民アニメ
「ゲゲゲの鬼太郎」
その作者 水木しげる さんが幼少期を過ごされた
鳥取県境港市を訪れた。
特に下調べもせず、期待もせず。
ぶらぶらして帰ろう。。。とそんな気持ちで。
まずは主人公:鬼太郎がお出迎え。
次はねずみ小僧
このように妖怪が一定間隔で点在していた。
しかし、この水木しげるロードで僕が感動したのは
細かな遊び心を散りばめているところであった。
トイレの表示(鬼太郎と猫娘をイラストチックに表現してる)
公衆電話が鬼太郎の家
郵便局の看板のフォントが古印体。味わい深い。
ATMの注意書き(いちいち面白い)
そして、案内図も普通に書かない。
「霊空間を移動する」の後に地元のタクシーを使わせる。。。笑
一つ一つに関心を奪われていたら、人間界の時間は予想以上に経っていたようで
闇に包まれかける空には、雰囲気抜群のカラスが。。。
そして、日が暮れると水木しげるロードは一変。
ゲゲゲの鬼太郎ワールドへ連れ戻される。
がしゃどくろのライトアップ
べとべとさんも不気味
そして、暗い道路には妖怪のシルエットが、、、
道が光ったと思えば、すぐ消える。
そんな凝った演出のおかげで写真に収めるのも一苦労。
妖怪たちに遊ばれてる。
そんな感覚。
更に時間は過ぎ、ライトアップも雰囲気MAX。
先ほど鬼太郎も少し不気味な雰囲気に
最後は「目玉のおやじ街頭」に照らされながら
岐路につく。
こんな凝った演出、終始貫かれたコンセプト。
一体、だれがデザインのしたのか。。。
ネットで調べたところで、出てこない。。。
こんなにも遊び心満載で
要所要所に見え隠れするセンスの良さ。
なんといっても、田舎の商店街をここまで活気づけれることに驚かされる。
水木しげるが育った町というのをきっかけに
作り上げたこの水木しげるロード。
しっかりとこの興業が地域に根付いている。
このような成功例を見ると
これからの時代、
それを生み出す地域に
それを生み出す人々に
それを求める人々に
根付くモノづくりをするべきなんだと
つくづく考えさせられる。
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