先日、大好きな京都へ。
今回の目的は、京都の本屋さん。
まずは、
DAIKIBOOKSTORE
窓から覗ける部分で店内の様子は分かってしまう。
お客さんいないな。。。
勇気を振り絞って、店内へ。
レジの店員さんが笑顔で会釈。
店内にはJAZZが流れており、coffeeのような香りがする。居心地がいい。
中に売られている本は表紙からして見慣れないものばかり。
(建築、アート、食べ物、写真、、、)
そんな本たちが多くても2~3冊しかなく、ほぼ一点もの。
本屋というより、むしろ
手に取ってみれる博物館
真新しさと美しさを感じれる。
気づけば小一時間ほど滞在していた。
次来た時はどんな本が置いてあるのだろう。
そんな気持ちにさせてくれた。
ここで一冊購入したが、梱包もとてもよかった。
敢えてカバンにしまわず、持ち歩いていた。
二件目は
恵文社 一乗寺店
先ほどに比べると本屋っぽい。
それでも初対面の本ばかり。
DAIKI BOOK STOREでもそうであったが、ここにも本屋にあるはずのものがなかった。
「区分を表す文字」
雑誌、文学、建築、音楽、芸術などといった文字はどこにもない。
文字はないが、並べられたタイトルを見ると
なんとなく区分はされているようだ。
ここで感じたことは敢えて、区分けしないことで
グレーな位置にある本を真ん中におくことができるということ。
音楽と芸術について書いた本はその間に存在する。
カテゴリーのグラデーションを感じれる。
セレクトした人がその本を分かっているからこそできること
そんな素敵な二件で出会った本がこちら
今回、訪れた本屋さん
もしも、欲しい本があるのならば、これらの本屋には来ていけない気がした。
きっと、それは見つからないから。
昨今、ネット環境が普及し、すごく便利になった。
本の消費者にとって、この環境変化は大きい。
ネットでクリックすれば、わざわざ本屋を駆けずり回る必要もない。
電子書籍にすれば、重くてかさばる本を持ち歩かなくても
満員電車の中でも、気軽に読むことができる。
しかし、本屋さんは残すべきであると感じる。
本と出合える場所だから、、、
僕は何かを得たくて、なにかを吸収したくて、そんな気持ちで本屋に行く。
だから、タイトルや表紙に魅かれて本を手に取り、
家に置いておきたいと感じたら買うようにしている。
そんな本との出会いを楽しみたい人たちにとって
本屋さんはすごく大切な場所だなと改めて感じることができた。
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